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タシュ (戦車)
44Mタシュ重戦車(''44M Tas nehéz harckocsi'')は、第二次世界大戦中にハンガリーで開発された戦車である。 == 開発 == 1943年春、ブダペシュトのヴァイス・マンフレート社は、ソ連のT-34などに対抗し得る新型戦車の開発をスタートさせた。 新型戦車は長砲身の75mm戦車砲を搭載、避弾経始に優れたデザインを持ち、最大120mmの装甲を溶接で組み上げるというものだった。重量は38トンと見積もられた。これはドイツのV号戦車パンターよりも軽量だが、75mm砲搭載の戦車は、ハンガリーでは重戦車に分類された。エンジンは一時、T-34のV-12エンジンの使用も検討されたが、結局、トゥラーン戦車にも使われたヴァイス・マンフレート製V-8Hエンジンを2基搭載することとなった。主砲は試作車では国産の43年型(43M)だったが、量産車ではドイツの7.5 cm KwK 42が搭載される予定だった。 しかし、1944年7月27日、ヴァイス・マンフレート社は米軍機による爆撃を受け、製作中のタシュ試作車台も破壊されてしまい、計画は放棄された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「タシュ (戦車)」の詳細全文を読む
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